なぜならば、上司から部下という事例だけでなく、部下から上司へのパワハラという事例も実際に存在するからです。
もちろん、同僚から同僚へのいやがらせがパワハラと認定されることもあるでしょう。
いずれにしても相手を不快にさせたり精神的に追い込んだりするものになります。
そのほか、社会的に大きな問題となっているのが自主退職を促すようなパワハラです。
被害者は嫌がらせを受けたうえに最終的には職を失ってしまうのです。
さらには、被害者が精神疾患を患ってしまうまで追い込む事例もあります。
うつ病などになって自殺してしまうケースもあるでしょう。
問題となるのは加害者側は指導をしていただけ、新人教育として当たり前といった意識を持っていることがあるのです。
そして、被害者側もパワハラなのだと認識できずに耐えているケースも存在するのです。